§ 肛門を水洗いする機械

講演会で時々「肛門を水洗いすることはどう思われますか?」と聞かれます。何かのサイトに問題提起が書いてあるのでしょう、きっと。

ネットのサイトでは色々な情報が飛び交っています。ここで大切なことは情報の取捨選択です。何らかの選択をするためには、それなりの知識を知恵に変えておかなければなりません。知識の集合体は箱に入ったジグソーパズルと変わらず、何も指し示すことはできないからです。セミナーにたくさんで続ける方に多く見られる傾向のようです。

部分と全体、枝葉と木、木と森、生物と生態系、ホメオパシーで学ぶとても大切な概念です。

肛門の水洗いは「部分」の問題です。部分をいくら論議したところで意味はありません。富士山はどちらから見たら表なのか?裏なのか? 意味がありません。

この「肛門の水洗い」の利点と欠点を田中から考えてみますと、
【利点】
・妙に気持ちが良い(主観)
・紙の使用量は減る(軟便系)
・肛門周囲への広がりも洗える(軟便系)
・排泄時間の短縮になる(軟便系)
・痔の方には必須(かも)
・連続唐辛子食の後の焼ける肛門では必須(主観)
・肛門の刺激により腸蠕動が亢進(排便の促し)
 *硬便系の方のメリットは少ないのかも
【欠点】
・塩素水が直腸に若干量流入する
・電気を使う
・設置していないと文句を言われる(店系)
こんな感じ? かな?

これも良いか悪いかではなく、
もはや、使いたいか否かです。

塩素を気にするなら、全裸で全身の血管を広げて経皮吸収力を上げながら塩素水に入る家庭の入浴の方が問題でしょう。シャワーを頭から浴びたら更にですし、洗顔も同様になります。肛門から入る塩素水の量と機会はどれほどのものでしょうか。

塩素量の半端ないプールもですけどね、プールで運動する利点と、塩素水を喰らう欠点のどちらを取捨選択するのかになります。付加価値まで考えて選びましょう。

原発が動いている時に「肛門を洗うのに原子力を使う気か?」という意見を聞いたことがあります。確かにそうですね。まあ、その人は使わなければいい。その人は電車を使わずに歩くでしょう。ですから、肛門水洗いを使わない選択肢は便座に座ってからでもできます。それは個人の考えでよろしいかなと。でも、もし、国中の人が使わない時の節電量が試算できたら一石を投じるかもしれませんね。

お友達で「嫌いだから使わない」という方もいます。オッケーじゃないですか。

タイ料理を現地で食べ続けたときは排便の度に肛門が熱く焼けるような思いをするので、現地ではハンディーシャワーがトイレの横に付いていました。慣れないと局部に当てるのに苦労はしますが、これも使ってみると実に素晴らしい。ホェ〜っとなります。

私は軟便系のことが多く、一度の排便で”おかわり”もきますので紙の使用量が増えます。下手に拭いてしまうと広がってしまいますので、広い範囲も洗えるこれは重宝します。ずっと拭き続け、やっと終わったと思ったら”おかわり”で振り出しに戻ると時間がとてもかかります。しかも紙の擦れは痛いです。

ということで、排便は速やかに終了したいし、拭く回数は減らしたいし、気持ちが良いので私の結論は《利点>欠点》となり、『使う』です。

皆さまは、如何でしょうか^^